No.2|貯金と投資、どう違う?


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投資は「危ないもの」だと思っていた

正直に言うと、投資には長いあいだ、怖いイメージを持っていました。

「お金が減ってしまうかもしれない」
「自分には向いていない」──

実は以前、少しだけ株を買ったことがあります。
けれど、うまくいかず、そのまま手放せずにいます。
その経験があるからこそ、
投資を「危ないもの」だと感じてしまう部分があるのかもしれません。

銀行に預けても増えないことは知っていました。
けれど、だからといって、わざわざリスクを取る必要があるのか。
そんなふうに考えていました。


貯金と投資は、お金の「時間の使い方」が違う

投資について調べ始めて、少しずつ見えてきたことがあります。

それは──
貯金と投資の違いは、お金の時間の使い方にあるということ。

貯金は、お金を“いま”に置く行動。
手元に置いて、いつでも使える状態を保つ。

投資は、お金を“未来”に預ける行動。
時間の流れの中で、少しずつ育っていくことを信じて待つ。

どちらも大切だけれど、時間の向きが違うのだと思います。


貯金は「安心」を守り、投資は「可能性」を育てる

もう少し具体的に考えてみます。

貯金の役割は、安心を守ること。

急な出費があっても対応できる。
生活が揺らいだときに、支えてくれる。
減ることはないけれど、増えることもほとんどない。

投資の役割は、可能性を育てること。

お金を少しだけ未来に送り出して、
時間をかけて増えていくことを期待する。
ただし、減ることもあるかもしれない。

貯金は“今日の安心”、投資は“明日の可能性”。
そう考えると、少し気持ちが落ち着く気がします。


「どちらか」ではなく、「どう分けるか」

「貯金は安全」「投資は危険」──

そう決めつけていた頃は、どちらかを選ばないといけないと思っていました。

でも今は、少し違って見えます。

貯金と投資は、対立するものではなく、
お金の置き場所を分けているだけなのかもしれません。

いま使うお金は、手元に。
しばらく使わないお金は、時間に預けてみる。

その配分を、自分の気持ちや暮らしに合わせて考えていく。
きっとそれが、「お金と上手に付き合う」ということなのだと思います。


お金に、どんな時間を過ごさせるか

投資を学び始めて感じるのは、
お金は「増やすもの」である前に、「どんな時間を過ごさせるか」だということ。

動かしても、休ませても、どちらでもいい。
大切なのは、どんな時間を過ごさせるかを、自分で選ぶこと。

貯金も投資も、その選択の一つ。

どちらが正しいわけでもなく、
自分にとって心地いいバランスを探していく。

それが、今の私にとっての「お金との向き合い方」なのかもしれません。

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