No.31|投資で失敗する人の共通点

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「失敗」って、どういうことだろう

投資について調べていると、よく「失敗した人の話」を目にします。
大きく損をした。やめてしまった。続けられなかった。

けれど、調べていくうちに気づいたことがあります。
投資の「失敗」は、数字が減ったことではなく、
続けられなくなったことなのかもしれない──と。

そして、続けられなくなる理由にはいくつかの共通点がありました。


共通点①:焦る

投資で失敗する人に最も多い共通点は、焦ることです。

「早く増やさなきゃ」
「今すぐ結果を出したい」

そう思って短期間で大きく動かそうとすると、
相場は思い通りに動かないため、下がったときに
慌てて売ってしまったり、上がったときに欲が出て無理をしたりしがちです。

焦りは冷静な判断を奪います。つみたて投資は時間をかけて育てる仕組みです。
すぐに結果が出なくても、それは「失敗」ではありません。

焦らないこと。

それが大切だと思います。


共通点②:比較する

もう一つの共通点は、他人と比較すること。

SNSで見かける誰かの投資成績。
「あの人は+50%だって」
「自分はまだ+10%しかない…」

こうして比べていると、自分の投資が間違っているように感じてしまいます。
しかし、投資は人と比べるものではないと考えたほうがラクです。
スタート時期・金額・目的が人それぞれ違うからです。

ある人は10年前から続けているかもしれないし、
別の人はもっとリスクを取っているかもしれません。
大切なのは、自分の目的に向かって進んでいるかどうかです。

人の成績を見て焦るより、自分のペースを守ること。
これが長く続けるコツです。


共通点③:一発逆転を狙う

三つ目の共通点は、一発逆転を狙うこと

「この銘柄が急騰するらしい」
「今のうちに買っておけば大儲けできるかも」

そんな情報を見ると飛びつきたくなりますが、
一発逆転を狙うほど失敗しやすくなります。

ギャンブル的な投資は当たれば大きい一方で、外れれば大きく減ります。
その繰り返しは心を疲れさせ、継続を難しくします。

つみたて投資の基本は、地味に、少しずつ、長くです。
派手さはありませんが、確実に前に進みます。
小さな積み重ねを信じることが、失敗しない投資の基本です。


「行動」より「心の癖」が問題

投資で失敗する理由を調べていて気づいたのは、
「何を買ったか」より「どう考えたか」がカギだということです。

焦り、比較、一発逆転──これらはすべて心の癖です。
どんなに良い商品を買っても、心の癖が整っていなければ続けられません。
逆に、心の癖を整えておけば、どんな商品でも長く続けられる可能性が高まります。

行動を変えるより、まず心を整える。

それが失敗しないための第一歩かと。


「失敗」は、やめたときに起きる

私がいちばん印象に残った言葉があります。

「投資の失敗は、続けられなくなったときに起きる」

下がっても失敗じゃない。増えなくても失敗じゃない。
失敗とは、焦って比べて無理をして、やめてしまったときに起きます。
だからこそ、続けられる心を作ることが大切です。

焦らず、比べず、欲張らず。自分のペースで淡々と。
それが失敗しない投資の心構えです。


「自分の心」と向き合う

投資はお金を動かす行為であると同時に、
自分の心と向き合う行為でもあります。

「今、焦っていないか?」
「人と比べていないか?」
「欲張りすぎていないか?」

時々立ち止まって自分を確認する。
それが失敗を防ぐ最もシンプルで有効な方法です。

投資は完璧な人のためのものではありません。
心の癖に気づきながら、少しずつ整えていく人が成功に近づきます。
私もまだ途中です。

でも、この視点を持つだけで少し心が落ち着きます。

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